キャンプで幼児が寝る時の服装は、日中と夜とで気温差があるので変わってきます。気温や天気によっても子供が快適に寝れる服装が変わるので悩んでしまった経験はありませんか?
そこでこの記事ではキャンプ歴5年の、2歳の娘と4歳の息子がいるわが家が、これまでの春と秋に行ったキャンプから学んだ幼児の寝る時の服装についてお伝えしていきます。
あわせてどのような寝具を使っているかも紹介しているので、これから幼児を連れてキャンプに行く方は参考にしてみてください。
キャンプで幼児が寝る時のおすすめ服装【春・秋】
春と秋に行くキャンプは過ごしやすい気候で、天気も比較的晴れの日が多いのでファミリーキャンプに行くにはおすすめの季節です。
しかし雨や風の強さによっても体感気温が変わるので、私も毎回子供の服装に悩みます。
ここでは幼児を連れてキャンプに行ったことのあるわが家が、春と秋の寝る時のおすすめの服装を最低気温ごとにご紹介いたします。キャンプに持っていく子供の服に悩むあなたは必見です。
最低気温10度以下のとき
最低気温が10度を下まわる時は、幼児の寝る時の服装として吸湿発熱性の肌着とマイクロフリースのパジャマがおすすめです。
わが家が以前3月下旬・11月中旬にキャンプに行ったときは日中涼しく過ごしやすい気候でしたが、夜は気温が下がり想像以上に寒くなりました。日によっては真冬並みの寒さになることもあります。
キャンプ場は山の中ではなく、木に囲まれた自然が豊かな場所でしたが、夕方から急激に気温が下がるので厚手の上着を重ねることが必要でした。
11月にキャンプに行ったときには、寒さに対応するため2歳の娘と4歳の息子が寝る時は、マイクロフリースのあたたかいパジャマを着ていました。
パジャマを着なかった場合、吸湿発熱性の肌着+トレーナーの上にフリース素材のジャケットを着せて寝たこともありました。
その際フードや装飾が無い上着だと子供も寝やすいので、事前に確認しておくと良いでしょう。
最低気温15度前後のとき
最低気温が15度前後のとき、幼児の寝る時の服装としては薄手の肌着+厚めのキルトパジャマがおすすめです。
4月と10月中旬にキャンプに行ったときは、19時頃の寝る時間で気温が15度ほどでした。この気温で幼児が寝る時は、薄手長袖長ズボンのパジャマだと朝方に肌寒いと感じるので、厚めのキルトパジャマだと寒さに対応できます。
春一番で風が強い日、にわか雨のときは予報よりも気温が下がる場合があるので、事前にチェックが必要です。気温が下がる場合は長袖の肌着に変えてあげると安心です。
最低気温20度以上のとき
最低気温が20度以上のとき、幼児の寝る時の服装としては薄手の肌着+半袖半ズボンがおすすめです。
5月に行くキャンプは朝晩でも気温が上がり、気温が20度以上を超える日もあります。また9月下旬でも、まだ気温20度以上の日も多く、寝汗をかいてしまうので暑さ対策としてなるべく涼しい服装がおすすめです。パジャマでなくても、ストレッチ性のあるTシャツと半ズボンであればそのまま寝てしまっても大丈夫です。
速乾性・接触冷感の肌着やパジャマがあれば着せてあげるとさらに快適ですよ!
また、夏でなくても蚊が飛んでおり、テントの寝室内に入ってくることもあるので、無煙蚊取り線香や虫がこないスプレーなどの虫対策が必要になります。
以前わが家がキャンプに行ったときは、寝る時でも気温が24度ありました。子供が暑くて寝苦しそうでもサーキュレーター(扇風機)がなくとても困った経験があります。そのときは子供たちを肌着で寝かせ、少しだけインナーテントの窓を空けて(メッシュの状態)風を通しました。
日中の服装や持ち物が気になる方はこちらからチェック。
体験から学んだキャンプで幼児が寝る時服装ポイント
わが家は基本春と秋にキャンプに行きますが、何度か体験したことでわかった、幼児が寝る時の服装について3つお伝えしていきます。
- 寝る時はパジャマでなくても良い!
- 厚手の服を着て、毛布で調整
- パーカーや装飾がある服は寝る時に着ない
1.寝る時はパジャマでなくても良い!
うちの2歳の娘と4歳の息子はキャンプで寝る時も、家と同じ服装に着替えたいと寝る直前にパジャマに着替えています。しかし時々焚き火の火にあたることで体が温まり、いつも以上に遊びすぎて疲れると寝てしまい、そのまま寝室で寝ることもありました。
そんなに焚き火のにおいや服の汚れが気にならない場合は、家のようにパジャマに着替えなくてもよいのではないかと思いました。
2.厚手の服を着て、毛布で調整
子供が寝る時は寒さ対策を重視した服装を心がけ、夜中に少し暑がったときは冷えないよう毛布をお腹だけかけるようにしています。雨が降っていなければインナーテント(寝る場所)の窓を空けメッシュにし、風だけが入るようにすると涼しいですし、虫が入りません。朝方は冷えるのできちんと毛布をかぶりましょう。
3.パーカーや装飾がある服は寝る時に着ない
気温が10度以下の日に寝る時は、パジャマの上にフリース素材のジャケットを着て寝ることもあります。フードが無いので横になっても眠りやすく、上着を着て寝ることで寒さ対策は万全です。
便利!キャンプで幼児が寝る時に役立つグッズ
春・秋に何度もキャンプに行った時にあると役立つと感じた、寝る時のおすすめグッズはこちらです。キャンプ前に準備しておくことで、安心して子供と眠れますよ。
小型のランタン
お気に入りの音楽
寝る時に安心できるぬいぐるみなど
・インナーテント内が真っ暗ですと子供が不安になってしまいますが、ランタンが明るすぎるとなかなか子供が寝ようとしません。親が手元で調整できるように枕もとにおける小型のランタンがあると便利です。また、天井から掛けられるようにフック付だとさらに良いですね。
・お気に入りの音楽はグッズではありませんが、雨や風が強い日は音を怖がったり、テントがゆれると子供たちは不安に感じます。そこでお気に入りの音楽を聴くことで少しでも子供が安心して眠れるように、スマートフォンに音楽を入れておくことをおすすめします。
・わが家の子供たちは寝る時にぬいぐるみをいつも布団まで持っていきます。ぬいぐるみ以外にもそばにあると安心できるものがあれば、いつもと違う環境でも少しは安心して寝られるかもしれませんね。
まとめ
キャンプで幼児が寝る時の服装は気温や天気によっても変わります。ですが、春や秋でも何月に行くかによっても寝る時の服装は変わります。わが家の子供たちの場合は自宅と同じ服装が良いので、基本的にはパジャマを着せるようにしていました。
他にもこれまで行ったキャンプで学んだ、寝る時の服装ポイントは3つあります。
- 寝る時に汚れが気にならければパジャマでなくてもよい
- 寒さ対策を重視した服装を心がけ、寝具や風を通すことで気温を調整
- 寝る時もジャケットや上着を着ることを考えてパーカー・装飾がないものにする
このようにキャンプ場でも子供が快適に眠りやすいように工夫する必要があります。
キャンプで幼児が寝る時にあると便利なグッズも合わせて持っていくと、慣れないキャンプ場でも安心して眠れるのではないでしょうか。
この記事が、キャンプで幼児が寝る時の服装を迷っている方の参考になると幸いです。