千葉県君津市にある『かずさオートキャンプ場』は子連れでも安心して宿泊できるキャンプ場です。
充実した遊びがあり、場内はきれいに整備されているのでキャンプ初心者でも安心して宿泊できます。わが家は3月に1歳と4歳の子連れで行きましたが楽しく安全に楽しめました。
この記事ではキャンプ歴5年のわが家の、かずさオートキャンプ場で1歳と4歳の子連れで行った宿泊体験と魅力たっぷりのキャンプ場内遊びについて紹介していきます。
子連れでかずさオートキャンプ場に行ってみたい!そんなあなたのお役に立てたら嬉しく思います。
かずさオートキャンプ場の1歳と4歳の子連れキャンプの過ごし方
わが家は今回3月に初めてかずさオートキャンプ場に行ったのですが、気温は20度前後でとても過ごしやすくキャンプ日和でした。1歳と4歳の子供はヤギと餌やりをしてふれあえたり、羽田空港に向かう飛行機がたくさん見れたので大はしゃぎ。子供の喜ぶ様子が見られるのは親としてもとても嬉しく思います。
キャンプ歴5年の私達家族がかずさオートキャンプ場では子連れでどのように2泊を過ごしたのか詳しくお伝えしていきます。
- キャンプ場に到着したらすること
- 子連れでのテント設営
- 子供のキャンプ飯
どれも子供と一緒に準備するとなると待たせてしまう時間があるので大変ですよね。わが家では子供が飽きずに過ごせるよう、いくつか気をつけている点があります。体験談をキャンプの流れに沿ってわかりやすく説明していきますので、参考にしてみてくださいね。
キャンプ場に到着したらすること
まずかずさオートキャンプ場に着いたら受付に行き、チェックインを済ませます。
年配の方が運営なさっていて、とても気さくで子供にも優しく接して下さいました。宿泊サイト案内やキャンプ場の使用方法の説明を受けたら車でサイト(区画)まで移動します。
私のかずさオートキャンプ場の第一印象としてはきれいに整備されており、子供と一緒のキャンプでも使いやすいサイトだと感じました。
宿泊するサイトに着いて1番先にすることは、お昼ごはんを食べることです。お腹が空いているとイライラしてこの後のテント設営で夫婦喧嘩が起きてしまうので、まずは自然の中で食べるご飯を満喫して食欲を満たします。子供はレトルトハンバーグと市販のバンズとカットレタスをはさんで簡単なハンバーガーを食べました。
4歳の息子は上手に食べられずハンバーグを落としてしまったので、ピックをさして小さく切ってあげれば良かったと反省です。
大人はお湯を沸かすだけで、すぐに食べられるカップラーメンを食べました。
子連れでのテント設営
食事が終わって心の準備が整ったら、最初の難所であるテント設営を始めます。
わが家のテントはリビングと寝室が一体型になった2ルームテントで、大人4人でも泊まれるサイズです。テント設営に慣れてきた今回は組み立てるのに30分で終わりましたが、キャンプを初めたての頃は不慣れだった分、テント設営に1時間半かかってしまいました。
テントを組み立て終わったら、私はシュラフ(寝袋)やインナーマット(クッション性のあるマット)を設置して寝床を作ります。寝床が完成したら子供達はここでゴロゴロできるので、おやつを食べ終わった子供たちを呼び、さっそく遊ばせました。その間夫はペグダウン(テントを固定)したり、テーブルやチェアの準備を進めます。
子供のキャンプ飯
テントや寝床の準備が整い、16:00頃になると夕食の準備を始めます。キャンプでの食事は全て夫が作るので、出来上がるまでの間、私は子供とキャンプ場内の散策に行きました。
散策に飽きたらソーセージやマシュマロを焚き火で焼いて食べて、夕食が出来上がるのを待ちます。2日目も同じ流れで、今度は子供とポップコーンを作りましたが失敗して焦がしてしまいました。
今回の2泊のキャンプで食べたキャンプ飯は、
- 肉味噌混ぜごはん
- シーフードアヒージョ
- フライドポテト
- コーンのチヂミ
- コンソメ玉ねぎスープ
- バナナチョコホットサンド
- ベーコンチーズホットサンド
などです。基本的に子供が食べられるものを中心に作りました。どれも美味しくて子供達も家で食べるご飯よりよく食べます。一番人気のメニューは肉味噌混ぜご飯で、普段ご飯を残す1歳の娘がおかわりをするほどでした。
ちなみに子供たちに一番人気だった「肉味噌混ぜごはん」のレシピはこちら。
- メスティンにお米と水を入れ、1合分のご飯を炊きます。
- ご飯を炊いている間に、ひき肉(100g)、たまねぎをみじん切りにしたもの(1/4玉)、しょうゆ・酒・砂糖・みりん(各大さじ1)を炒めます。
- 炊きあがったご飯を炒めた具材に混ぜ合わせたら完成です。
簡単なのでファミリーキャンプの際はぜひ作ってみてくださいね
かずさオートキャンプ場の子連れキャンプにおすすめポイント
かずさオートキャンプ場は、子連れキャンプにおすすめなポイントがいくつかあります。その中から今回は2つご紹介。ぜひキャンプ場選びの際にも役立ててみてくださいね。
飛行機が1時間に1回見える
キャンプ場が飛行機の通り道なのか、空を見ると羽田空港に向かう飛行機を1時間に1回は見られます。子供達は音がするとテント外に出て空を見上げ、一生懸命飛行機を探していました。
飛行機の音は気になりませんでしたが、子供が音に敏感だったりすると避けた方が良いかと思います。しかし、かずさオートキャンプ場は飛行機が好きな子供がいる家族にも、ぜひおすすめしたいキャンプ場です。
ハズレのサイト(区画)が無い
今回わが家の泊まったサイトは「草4」というサイトで、地面が芝となっており、2ルームの大型テントとアルファード車が入っても余裕のある区画でした。ここはかずさオートキャンプ場の中では比較的新しくできた区画のようです。炊事場やお手洗いなどが近かったのでとても便利でした。
子供とキャンプ場を散策した際に様々なサイトを見ましたが、ハズレサイトが無いと感じた点はこちらでございます。
・キャンプ場全体に整備が行き届いている印象がある
・キャンプ場内のほとんどのサイトが芝サイトか固い地面となっておりテントもあまり汚れない
・1サイトずつ広く取られており、地面もフラット
特にサイトの広さと芝サイトという点は初めて行く子連れキャンプにおすすめしたいポイントです。地面がフラットというのも寝室が設置しやすく、ファミリーキャンプにはうれしいですね。
かずさオートキャンプ場の子供と遊べる場所
かずさオートキャンプ場には子供と遊べる場所もいくつかあります。テント設営の間やご飯を作っている間など子供が飽きてしまう時間帯があるので、そんな時に利用するのがおすすめです。
わが家も親子で利用しましたが、釣りをした時は子供より大人が楽しんでしまうほどでした。1歳の娘は釣りはできませんでしたが、ヤギの餌やり体験では動物の食事を間近でみて驚いていました。
ヤギの餌やり体験
わが家の宿泊したサイトの目の前はヤギが放たれている柵の目の前だったので、常にヤギの様子が観察できました。近くにヤギの柵があってもヤギのにおいは特に気になりません。
早速購入し、子供が餌を持ってヤギに近づくと、すごい勢いでヤギが柵から顔を出したので子供達はかなりびっくしたようです。子供はなんとかヤギに餌をあげて、怖がりながらも食べてくれるのが嬉しい様子でした。
釣り堀
キャンプの最終日はテントを早めに撤収して釣りをしに受付へ。かずさオートキャンプ場の釣り堀には鯉と小さなフナが泳いでいます。
ザリガニがいなかったのがちょっと残念でしたが、とりあえず受付に行き竿と餌を借りてパパと息子で40分ほど釣りを楽しみました。
さすがに鯉は釣れず小さなフナ6匹を釣り、終了後は魚を釣り堀に返しました。途中から子供より大人が夢中になってしまい、チェックアウトギリギリまで釣りをすることに。子供は満足したのか、「またここに来ようね」と言っていました。
かずさオートキャンプ場に子連れで宿泊体験をした感想
2023年3月、私たち家族は、かずさオートキャンプ場に宿泊したのは今回が初めてだったのですが、キャンプ場内の環境やサイトのコンディションが最高に良いので到着するなりテンションが高くなりました。
サイト(区画)1つ1つが傾斜も無く整っていて利用しやすいので、この「かずさオートキャンプ場」で2泊することに決めて本当に良かったと思いました。子連れで宿泊キャンプするなら、ここまで過ごしやすいキャンプ場はなかなかないのでは?というくらい。
広くて、利用しやすくて、色々な遊びも楽しめる。ヤギとのふれあいやキャンプ場内の散策でたくさん遊び、思いっきり楽しんでいたので、子供たちはいつも以上に疲れたようで、あっという間にぐっすりと眠っていました。
それだけ広いテントでの寝心地も良く、とても過ごしやすかったんです。
わが家の利用したサイトは地面が芝のサイトで、しかも、車を置いて、その横に大人4人が余裕で寝られるくらい大きなテントを立ててもまだ余裕がある広さ。下は芝生で平ら。サイトもテントの中も広々。
子供たちはテントの中でゴロゴロして遊んだり、テントの外でも中でも楽しめることも良かったポイントです。子供たちのいつも以上の笑顔をたくさん見られて、また家族の良い思い出を一つ増やすことかできました。
ファミリーキャンプでの寝床の作り方が知りたい方はこちらを見てみてくださいね。
子連れの宿泊キャンプなので、ゴミ捨て場・灰捨て場やお手洗いの設備などが使いやすいのも、とても助かります。
また、ほとんどのキャンプ場は山の中・里山や海の近くなど自然豊かな場所にあるかと思います。その場合スーパーやコンビニが遠く、急に道具が不足してしまった場合は困りますよね。
実際に私も「あっ、子供用の朝食のパンが足りない!」というのがあって、すぐに欲しいのに買いに行くにしてもお店が遠いので困った経験がありました。しかしかずさオートキャンプ場は駅・スーパー・コンビニなどが車で10分以内の距離にあるので、子供の飲み物・食べ物が不足したり、調理用のカセットガスが足りなくなってしまった時でも、近くのお店まですぐに買いに行けるので安心です。
もし何か忘れ物をしてしまっても、「買いに行けばいいよね」と、気軽に言えるのも安心材料の一つです。
子供に自然の中でキャンプを楽しんでもらいたいけれど、もしものためにすぐ駆け付けられるお店があると嬉しいですよね。かずさオートキャンプ場は子連れでも安心できるキャンプ場だと思いました。
子連れで宿泊キャンプするなら、かずさオートキャンプ場はかなりおすすめですよ。
かずさオートキャンプ場へのアクセス
かずさオートキャンプ場は千葉県の君津市にあるキャンプ場で、最寄駅はJR久留里駅です。
車で行く場合には、木更津東インターで降りてから410号を久留里駅方面に12分ほど車で走るとキャンプ場へ着きます。
電車で行く場合には木更津駅でJR久留里線に乗り換えて「久留里駅」で降ります。駅からかずさオートキャンプ場までは徒歩で15分ほどかかります。
かずさオートキャンプ場へ行く前に買い物を済ませる場合はおどや小櫃店(おびつてん)やコメリ君津俵田店がおすすめです。
まとめ
かずさオートキャンプ場には子連れで遊べる場所があり、初めてキャンプに行く家族にもおすすめしたいキャンプ場でした。
サイト(区画)は地面が芝なのでテントが汚れにくく、車とテントが入っても狭く感じません。どのサイトに宿泊しても同じ条件なので初めてキャンプに行く方には嬉しいポイントだと思いました。
キャンプ場全体的に整備されていて過ごしやすいと思いました。ゴミ捨て場やお手洗いなども使いやすかったので、またかずさオートキャンプ場はまた利用したいキャンプ場です。
1歳と4歳の子供はヤギの餌やり体験や釣り堀での釣り体験など、色々な経験ができて楽しかったようです。この記事がこれからかずさオートキャンプ場に子連れキャンプに行く方の参考になれば嬉しく思います。