幼児連れでファミリーキャンプに行く場合、子供のオムツや着替えなどでつい荷物が増えてしまいます。できるだけ荷物を少なくして軽量化したいと思いませんか?荷物を減らすことで余分な荷物を運ばずに済むので、荷物の載せ下ろしを少なくできます。
わが家でも2歳と4歳の子供とファミリーキャンプに行くときは、おもちゃや着替えなどで特に冬は荷物が多くなります。
しかし車に乗せられる荷物の量は決まっているので、自分たちのキャンプスタイルを決めて、使わないものは置いていくようにしました。
幼児連れでもファミリーキャンプ時の荷物を少なくするのに成功した方法や、軽量化のメリットについて体験談を交えてお伝えしていきます。これから幼児連れでファミリーキャンプに行く方の参考になれば幸いです。
幼児連れファミリーキャンプで荷物を少なくする方法
幼児連れでファミリーキャンプする場合、予備の着替えやおもちゃも必要かな?とつい荷物が増えてしまうかと思います。できるだけ荷物は減らしたいけど、キャンプ場で必要になってしまったらどうしようと考えると減らしにくいですよね。
現在わが家は2歳娘とと4歳息子の子供がおり、1年に5回ほどファミリーキャンプに行きます。
キャンプを始めたてのときは車のトランクだけでなく、子供の足元にもたくさん荷物を載せてキャンプに行くほどでしたが、今ではトランクの8割のスペースだけで荷物が乗ります。
そんなわが家の荷物の軽量化に成功した方法について紹介していきます。
1.毎回キャンプ前に道具を選別する
わが家ではキャンプの前日、道具を車に積む前に必ず何を持っていくか夫婦で計画をたてます。キャンプ飯のメニューもあらかじめ決めていくので必要な道具だけボックスに入っているか、イスの数も人数分だけになっているかなど1つ1つの道具をチェックしていきます。
キャンプ道具はなるべく減らすようにしていますが、必ず子供の遊び道具は減らさないようにしています。テント設営のときや料理している場面で子供が飽きてしまうからです。
車のトランクに乗るのであれば子供のおもちゃだけは少し多めに持っていくことをおすすめします。
キャンプ場によってもサイトの様子や遊び場があるかなどで変わってくるので、事前に公式サイトをチェックして当日どのように過ごすかシミュレーションすると良いですよ。
2.新しい道具を入れたら古い道具は外す
当たり前のことかもしれませんが、同じ使い方をする道具は2つもいらないので、荷物の軽量化のためにも使わない道具は置いていきましょう。
例えばホットサンドメーカーはフライパンの代わりになりますし、ケトルの代わりに鍋でお湯を沸かせるなど道を代用すれば荷物が減ります。
私が新しいキャンプ道具を買うときは表示をよく見て、今持っている道具より軽量化できるかものだけ購入しています。
その次に2通りの使い方ができるか、機能面や値段、お手入れが必要かまで見てから買うように心がけています。
3.なるべく併用できるものを買う
キャンプ道具を買うときに一度「これは2通りの使い方ができるかな?」と考えるようになりました。
キャンプ道具はシーズンごとに新製品が発売されどれも魅力的に感じますが、自分達のキャンプスタイルに合った道具選びが必要になりますよ。
幼児連れファミリーキャンプでの必需品
幼児連れでのキャンプは、どんなものが必要なのかわからず不安をかかえている方も多いのではないでしょうか。子供と一緒だと緊急の買い出しにも行きにくいかと思います。
私も初めてのキャンプ時にキャンプに必要なものが分からず、当日急いで買い出しに行った経験があります。この失敗した経験から、この記事をみているあなたに乳幼児連れキャンプでの必要な道具と忘れてしまったときに代用できるものを紹介していきます。
0~2歳の乳幼児に必要なもの
- 抱っこ紐
- 虫よけスプレー(夏)
- 冷却スプレー(夏)
- スリーパー(冬)
- 保険証と母子手帳
- 多めの着替え・おむつ
- 離乳食
- ボディーミルク・保湿剤
- いつものおもちゃ
- 圧縮袋
これらのグッズは乳幼児とのキャンプで最低限必要なものになります。上記であげたグッズの他に子供が好きなおやつやベビーマグも必要であれば入れて下さい。紹介したものが乳児連れキャンプでなぜ必要なのか解説していきます。
抱っこ紐:ハイハイだったり歩き始めの子供がいる場合はキャンプ中ほどんど抱っこかおんぶで過ごすことになるので必須です。私はテント設営・撤収中や夕食中などはおんぶをして過ごし、その他はテントの寝室内で遊ばせていました。
虫よけスプレー:キャンプ場が自然豊かな場所なので虫が多く出てくるため必要です。春暖かくなると虫が増えますし、9月・10月でも蚊がまだいるので、虫よけ対策はしっかりとしましょう。
冷却スプレー:熱くなってしまったチャイルドシートや抱っこ紐にかけて温度を下げるためにあると便利です。冷却スプレーでチャイルドシートをしっかり冷やしてあげてから、子供を座らせると安心ですよ。
スリーパー:キャンプ場は夜になると気温が急に下がり出すので、自宅での環境よりとても寒くなります。いつも以上に子供を暖めてあげるためにもスリーパーが必要だと思いました。キャンプ場は自宅と違い、夜は想像より寒いと考えるのが良いですよ。
保険証と母子手帳:いつもと違う環境で寝泊まりするので、子供も体調を崩しやすいかと思います。念のため保険証と母子手帳があれば安心です。
これらのグッズ一覧を活用してキャンプの準備を進めてみてはいかがでしょうか。
3~5歳の幼児に必要なもの
- 遊び道具
- おやつ
- 多めの着替え
- 子供用ランタン
幼児になってくると歩けるようになり抱っこ紐や離乳食を持っていく必要がなくなるので、荷物が減ります。
子供用ランタンは100均のもので良いので用意してあげると、夜暗くても不安がりません。まだキャンプに慣れていない子供は夜テントの外に出るのを怖がるので、お手洗いに行く時に自分のランタンがあることで安心してくれますよ。
ファミリーキャンプに必要な道具や値段が気になる方はこちらも。
幼児連れファミリーキャンプで荷物を軽量化するために減らしたもの
わが家はファミリーキャンプを始めてから100均やホームセンターに行く度に新しい道具を買い足していったために、キャンプ道具の置き場が無くなってしまいました。その際にわが家のメインで使うキャンプ道具から減らしたものがこちらの3つになります。
ダッチオーブンを使うことをやめました。キャンプ料理では良く使う方も多いのではないでしょうか?
ダッチオーブンは煮込み系の料理やスープ料理以外にも燻製を作ることもできる万能型の鍋になります。しかしシーズニング(油ならし)というお手入れが必要ですし、重さもあるのでキャンプ場に持っていくことをやめました。
わが家はダッチオーブンを持って行かず、スープ料理などははダイソーで買ったメスティンで代用するようにしました。大人はスープ料理無しなので子供2人分の量ならメスティンでちょうど良いですよ。
他にもタープをキャンプ場に持っていくことはやめました。キャンプ初心者の頃はテントとタープを使っていましたが、子供が2人に増えたことをきっかけに2ルームテントに変えました。2ルームテントは天気が良い時はキャノピー(ひさし)を開け、雨が降ってきたら閉めるという2wayの使い方ができます。
持っていく荷物もテントとタープとポールの3点から2ルームテント1つだけに減り、手順の数も少なくなったので設営にかかる時間を短くできました。
他にも木炭を持っていくことをやめました。意外に思うかもしれませんがわが家ではBBQなら自宅でもできると思い、キャンプ場では火を起こさずにガスで調理することに決めました。そのおかげで木炭や網がいらなくなったので荷物が減りました。
幼児2人がいると火を起こしている最中に近寄ってくるので、ケガする可能性もあり怖かったのがガス調理に変更した理由です。また料理前の火おこしの必要や灰の処理がないので時間の短縮にもつながりました。
幼児連れのファミリーキャンプで荷物を少なくするメリット
幼児連れでのファミリーキャンプでは子供のおもちゃや着替えなど荷物が増えてしまいがちですが、荷物を少なくし軽量化を進めることでいくつかメリットがあります。荷物を減らしてさらに快適なファミリーキャンプしてみませんか。
1.作業手順を減らしキャンプを楽しむ時間が増える
わが家の場合は2ルームテントにすることでタープを立てる時間を節約できました。他にもキャンプでBBQをしないと決めたので火おこしと灰を処理する必要がなくなり、時短になりました。
おかげで今まで以上にキャンプ場で子供とゆっくりした時間を満喫できています。
2.追加の荷物が載せられる
キャンプ道具を減らすことによって車に積載したときに、いままでよりトランク内のスペースに余裕がでてきます。
荷物を少なくすることで車への乗せ降ろしも楽になり、キャンプ場に到着後チェアやブルーシートを下ろせます。すぐにキャンプの準備や食事の準備ができるので、追加の荷物を乗せるスペースがあることはメリットが大きいと感じました。
3.キャンプ道具への愛着がわく
キャンプ道具をコレクションのようにたくさん集めるのも楽しいですが、1つの道具を丁寧に長く使うことで愛着がわいてきます。さらに大切に使おうという気持ちになるので道具代の節約にも繋がりますよ。
ホットサンドメーカーやメスティンなどキャンプのときだけでなく自宅で日常的に使える道具だと、キャンプ気分を味わえてさらに毎日が楽しくなります。
まとめ
幼児連れでのファミリーキャンプに行くときの荷物を少なくする方法は3つあります。
1.キャンプごとに道具を選別する
2.新しいキャンプ道具をいれたら古い道具は置いていく
3.なるべく併用できるものを使う
この3つのポイントをおさえながら荷物を少しずつ減らしていくことをおすすめします。
わが家が軽量化を進めていくときに減らしたものは細かいものも含めていくつかありますが、主にダッチオーブン・タープ・木炭の3つを無くしました。荷物を減らしたことで3つのメリットがあることに気付きました。
1.『作業手順を減らしたことで子供とのキャンプを楽しむ時間が増えた』
2.『追加の荷物が載せられる』
3.『キャンプ道具への愛着がわく』
という点です。
子連れの家族こそキャンプ道具を軽量化することで、子供用品を乗せたり時間に余裕ができたりとメリットがたくさんあります。ぜひ荷物の軽量化を進めて幼児連れでのファミリーキャンプがさらに楽しいものになると良いですね。