【キャンプ初心者の火おこし方法】時短でできる!わが家の炭と薪の焚き付け道具

ガスバーナーで薪に火をつけてる

キャンプ初心者におすすめな火おこし方法で時短でできるものを知りたいと思いませんか。火おこし方法はたくさんありますが、時短で炭や薪に火おこしをしてアウトドア時間を楽しみたいですよね。

私も最初の頃は炭や薪になかなか火がつかなくて苦戦した経験がありました。

時短で火おこしが簡単にできれば調理に使う時間も増やせますし、家族とのキャンプ時間もさらに楽しむことができます。

そこでこの記事では、キャンプ歴5年のわが家がおすすめする、キャンプ初心者が時短で火おこしをする方法やおすすめ道具をお伝えしていきます。これからキャンプやバーベキューを計画している、キャンプ初心者の方の参考になればうれしいです。

目次

キャンプ初心者必見!火おこしの基本道具と基礎知識

焚き火台にくべられた薪

火おこしはキャンプの中でも重要なスキルの一つです。初めての方にとっては難しく感じるかもしれませんが、必要な道具と基礎知識を押さえれば簡単に火をおこすことができます。キャンプ初心者が知っておきたい火おこしの基本道具と基礎知識についてお伝えしていきますね。

基本道具

・火おこし用の材料は必ず乾燥した木材を使うこと。少しでも水分があると火がつきにくく、燃やした時に煙が多く出てきます。

できるなら早く火おこしを済ませたいので、乾燥した木材を使いましょう。

・火おこしの基礎知識としてまず知っておくべきは、火が燃えるための3つの要素、「熱」「酸素」「燃料」が必要であるということです。これを「火の三要素」といいます。これらのバランスが整った状態でなければ、火は燃え続けることはできません。火おこしでは、適切な燃料を選び(炭や薪)熱源(マッチやライター)を提供し、周囲の酸素と組み合わせることで火を燃え上がらせます。

基礎知識

・キャンプ場のほとんどが直火禁止(地面の上で直接焚き火等をすること)なので、焚き火やバーベキューを行う際は、きちんと焚き火台の上で火を取り扱うようにしてください。

サイトによっては地面が芝で燃えうつらないか心配な場合は、焚き火シートを焚き火台の下に敷くと安心ですよ。

・焚き火台・バーベキューコンロの周辺に燃えやすいものは無いか、周辺を必ず確認しましょう。テントから2mほど離れた場所に設置し、子供は1m離れた場所から見るように座ってもらい、火おこしをすると良いですよ。

火おこしは練習と経験を必要としますが、基礎知識と正しい道具があれば、誰でも安全かつ楽しく火おこしをマスターできます。ただし、火の取り扱いは十分な注意が必要で、砂や水など、万が一の事態に備える準備も忘れずに行いましょう。

キャンプ初心者向け!火おこしが時短できるおすすめ道具

焚き火台と薪とグローブ

キャンプを楽しむ上で欠かせないのが、火おこしです。初めての人にとっては少しハードルが高いかもしれませんが、適切な道具と基礎知識を持っていれば、簡単に火をおこすことができます。

少ない道具と時短で火おこしをする場合は、ガスバーナーだけで着火がおすすめです。道具を沢山そろえるのがむずかしい方はガスバーナーと予備のガスボンベを購入するのが良いでしょう。

キャンプ初心者の方におすすめな、火おこしに必要な道具はこちらです。炭の場合と薪の場合の必要な道具です。最低限こちらの道具をそろえておくことで、簡単に火おこしができます。

バーベキューの炭での火おこしに必要な道具
  • バーベキューコンロ
  • 木炭
  • トング・薪ばさみ
  • 軍手または革のグローブ
  • ガスバーナーまたは着火剤
  • ガスマッチ
  • 火おこし器

を主にそろえることで、炭の焚き付けができます。ガスバーナーで着火する場合はガスマッチ・火おこし器の準備は不要になります。

焚き火の薪での火おこしに必要な道具
  • 焚き火台
  • 薪ばさみ
  • 軍手または革のグローブ
  • ガスバーナー、ファイヤースターター、ターボライターなど
  • 着火剤または新聞紙

以上の道具が必要になります。着火剤や新聞紙を用意するのが難しい場合は、キャンプ場に落ちている松ぼっくりや乾いた葉っぱ、小枝などで代用することもできます。なるべく道具にお金をかけたくない方は、トング・ガスマッチ・着火剤・火おこし器の道具を100均やホームセンターでそろえることができます。

道具を揃えて、簡単に火をおこす方法をマスターしましょう。

【キャンプ初心者の火おこし】わが家が実践する時短でできる3つの方法

斧で薪を割るところ

火おこしにもいくつかの種類がありますが、この記事では火おこし初心者でも簡単に時短でできる方法3つをご紹介しますね。キャンプ初心者にも簡単な3つの時短火おこし方法は、わが家でもよく使うのでおすすめです。

1.ガスバーナーを使った方法(薪・炭用)

バーベキューコンロに炭・焚き火台に薪をそれぞれ置き、台の下の方にくべた薪・炭に直接ガスバーナーで火をつけていきます。1点に集中して火を当て続けるようにし、5分ほどすると煙が出てくるので、着火が確認出来たら少しだけ風を送りましょう。

火が大きくなってきたら囲うように薪や炭を並べ、さらに風を送り、火がつかなければ再度ガスバーナーで木材をあぶります。この方法が一番簡単に時短でできるのでおすすめですよ。

わが家のキャンプの薪の火おこしはいつもガスバーナーを使っていますが、この方法だと毎回10分以内に薪に火がつくので時短になります。

2.火おこし器を使った方法(炭用)

火おこし器の底に着火剤を入れ、その上から入るだけ炭を入れます。下の穴からガスマッチなどで着火剤に火をつけることで、徐々に炭から煙が出てきます。充分に火がついたら、バーベキューコンロに移して完了です。

この方法は以前わが家も試したことがあるのですが、火おこし器を使った場合、着火まで30分以上時間がかかりました。着火剤・火おこし器・ガスマッチの材料は全て100均でもそろえることはできますが、時間がかかるデメリットがあります。

火おこしに時間をかけずに、調理や家族との時間に時間を使いたい方には、あまりおすすめできない方法です。

3.ガスマッチ・ファイヤースターターを使った方法(薪用)

焚き火台の中に新聞紙、小枝やまつぼっくりなどの火がつきやすいものを置きましょう。キャンプ初心者の方はそのままガスマッチで新聞紙などに火をつけます。

ファイヤースターターに挑戦したい方は、ロッドという棒を4回ほど削り、マグネシウムの粉を落とします。5回目にロッドを早く削ることで火花が出ることでマグネシウム粉に着火し、新聞紙に火がつきます。

新聞紙等に火がつきましたら、囲うように周りに急いで薪を縦・横2本ずつ交互に置き、高さが出るようにしましょう。積んだ薪の下から風を送るようにするとさらに火が大きくなりやすいです。薪に火がついたら完了です。

焚き火が初めての方は直接新聞紙に火をつける方法がおすすめですが、ファイヤースターターなどの道具を使った火おこしもとても楽しいです。

ファイヤースターターでの火おこしに慣れてきたら、フェザースティックを作成しての火おこしにも挑戦してみてください。わが家でもファイヤースターターを使って火おこしをしたことがありますが、初めて使った時は苦戦しました。しかしどのように着火させるのか考えることも楽しかったです。

以上が、火おこしの基本的な方法です。キャンプ初心者の方でも簡単にできる火おこしですので、ぜひ試してみてください。

わが家の場合は基本的にガスバーナーのみを使用して火おこしを行います。毎回20分以内には薪に着火できているので、確実な方法です。ガスボンベの消費が早いので、少しコストはかかります

しかし火おこし+調理にガスを使い、カセットガスボンベ(3本入り約600円)を1回のキャンプで2本使う程度なので、1,000円以下で簡単に短い時間で火おこしができ、とてもおすすめです。

キャンプ用薪を自作してみたい方はこちらもチェックしてみてくださいね。

まとめ

キャンプ初心者が知っておくべき基礎知識として、

  • 火おこしに使う木材は乾燥したものを使うこと。
  • 熱・酸素・燃料の条件がそろうことで火が燃えます。
  • 直火禁止のキャンプ場が多いため、焚き火台の上で火を取り扱いましょう。心配であれば焚き火シートなどを使うと良いです。

こちらを覚えてきましょう。

また火おこしが簡単に時短でできるおすすめ道具はガスバーナーです。

他にもバーベキュー用の炭火おこしに必要な道具は、バーベキューコンロ、木炭、トング・薪ばさみ、軍手または革のグローブ、ガスバーナーまたは着火剤、ガスマッチ、火おこし器になります。

焚き火用の薪の火おこしに必要な道具は、焚き火台、薪、薪ばさみ、軍手または革のグローブ、ガスバーナー、ファイヤースターター、ターボライターなど、着火剤または新聞紙が必要になります。

これらの道具を使って火おこしをする方法は3つあり、

  1. ガスバーナーを使った方法(薪・炭用)
  2. 火おこし器を使った方法(炭用)
  3. ガスマッチ・ファイヤースターターを使った方法(薪用)があります。

この記事が火おこしに慣れていないキャンプ初心者の方のお役に立てればうれしいです。

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